WindowsServerをご利用になる際の 「リモートデスクトップ」 の設定方法について説明いたします。
【サーバー(VPS)側の設定】は参考の為掲載しておりますが、 初期イメージで予め有効になっているため、通常、ユーザー様の作業は不要です。
リモートデスクトップを行うパソコンで接続設定を行います。
1. | 【Windows11の場合】 ご利用のパソコンを起動し、 (1) 「スタート」ボタン(画面中央)をクリック (2) 「すべてのアプリ」をクリック (3) 「Windows ツール」をクリック (4)「リモートデスクトップ接続」をダブルクリック |
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【Windows10の場合】 ご利用のパソコンを起動し、 (1) 「スタート」ボタン(画面左下)をクリック (2) 「Windowsアクセサリ」を選択 (3) 「リモートデスクトップ接続」をクリック |
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2. | リモートデスクトップ接続で「オプションの表示」をクリック。 | ||||
3. | 「全般」タブの「ログオン設定」で以下の方法を入力し、「接続」をクリック。 (1)コンピュータ IPアドレス を入力 (※「設定完了通知」の「コンピュータ」もしくは「IPアドレス」、又はABLEパネルの「サーバー契約情報」参照) (2)ユーザー名 administrator と入力 |
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4. | administratorのパスワードを入力して「OK」をクリック。 (※「設定完了通知」の「初期パスワード」、又はWindows Serverインストール時に お客様が設定したパスワード |
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5. | Windows Serverのログイン画面(下記例はWindows Server 2012R2)が表示されれば接続は成功です。 ※リモートデスクトップ接続時の『証明書エラー』の対応方法はこちら |
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※リモート接続するユーザーについては、その人数分の「リモートデスクトップサービス(RDS)ライセンス」が必要となります(専らサーバー管理目的の場合は除きます)。
※デスクトップにアクセスして FX(MT4 等)などのアプリケーションを利用するには、RDS ライセンスが必要となります。
※RDSライセンス数に関わらずリモートデスクトップによる同時接続数は1サーバーあたり2接続までとなります。
リモートデスクトップ接続時の『証明書エラー』の対応方法。
パソコンからリモートデスクトップ接続を行おうとした際、以下の様な『証明書エラー』が表示される場合がございます。
これは、接続先VPSに公的証明書がインストールされていないため、認証に失敗したことを表すものです。
(利用PCがWindowsXP以前の場合は認証機能がないため、このエラー表示はありません)
このエラーは、実質的なご利用には差し障りがございませんので、証明書をご自身で準備する程ではないとお考えの場合、無視して進めることが可能です。
『証明書エラー』が表示された際に、「これらの証明書エラーを無視して接続しますか?」で「はい」を選択することで、接続・利用してください。
1. | リモートデスクトップ接続を立ち上げます。 | ||||
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2. | オプションの表示をクリックします。 | ||||
3. | 「詳細設定」タブをクリックし、「サーバー認証が失敗した場合」から | ||||
▼警告メッセージを表示する (デフォルト設定) を以下の設定に変更します。 ▼接続し、警告メッセージは表示しない |
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※警告メッセージの表示を無視して接続してもご利用自体には問題ございません。
但し、お客様ご自身の責任において選択し、メッセージ表示/非表示の設定もお客様の任意で行ってください。
WindowsServerが起動した際、アプリケーションが自動で起動するように設定することができます。
サーバーの(定期/緊急)メンテナンスや障害があった場合の再起動時にも、手動で起動することなく、アプリケーションが自動で起動しますので安心です。
※ 本設定について一切の動作保障は致しかねます。また、本設定に伴う如何なる損失等についても、弊社は一切の責任を負いません。 自己責任であることをご理解、ご了承のうえ、ご利用ください。
1. | デスクトップにある「ABLENET®」フォルダを開きます。 | ||||
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2. | フォルダ内にあるファイル「autologin」を選択して右クリック。メニューの編集を選択します。 | ||||
3. | 以下の内容が表示されますので、”ここにパスワード” 部分をご自身のWindowsServerログイ ンパスワードに書き換えてください。(半角英数、大文字小文字の区別にご注意ください) | ||||
パスワードが「Example!123」だった時の例です。 | |||||
4. | パスワードを書き換えたら、メニュー [ファイル] > [上書き保存] でファイルを保存して閉じます。 | ||||
5. | ファイル「autologin」をダブルクリックしてレジストリに反映します。 この時、以下のメッセージが2回、表示されますが、[はい]、[OK]で閉じてください。 |
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ここまでで、WindowsServer 起動時のオートログイン設定は完了です。次項で引き続き、アプリ ケーションの自動起動を設定します。 |
ここからは、アプリケーションの自動起動を設定します。Windows では、「スタートアップ」というフォル ダにアプリケーション起動のショートカットを保存することで、自動起動を設定することができます。
1. | デスクトップ上の何もないところで右クリックし、メニュー[新規作成] > [ショートカット]を選択します。 | ||||
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2. | 「ショートカットの作成」ウィンドウの「項目の場所・・・」ボックス内に以下の文字列を入力し、[OK]をクリックします。 ↓ 下の文字列部分をコピーしてペースト(貼り付け)すれば間違いもなく簡単です %APPDATA%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\StartUp |
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3. | 名前は、「スタートアップ」そのままで変更せずに、[完了]してください。 | ||||
4. | デスクトップ上に「スタートアップ」フォルダのショートカットが作成されていますので、これを 開きます。そして自動起動を設定したいアプリケーションの起動ファイルのショートカットを開い た「スタートアップフォルダ」にコピーしてください。 | ||||
コピーは、以下いずれかの方法で可能です。 ・ショートカットのファイル(アイコン)をドラッグし、Ctrl キーを押しながらドロップ ・ショートカットのファイル(アイコン)を選択して「Ctrl+[C]」コピー先を開き、「Ctrl+[V]」 これで自動起動設定は完了です。 |
WindowsServerでは、インターネットエクスプローラーの「セキュリティ強化の構成」が有効になっており、Webブラウザでファイルのダウンロードができない・スクリプトなどが実行されないなどの制限が加えられています。
以下の設定を行うことで、セキュリティ設定を緩和することが可能です。
※WindowsServer2012R2、2008R2を例として説明致します。
※サーバーセキュリティが弱くなるということをご了承の上、お客様ご自身の責任において行ってください。
1. | スタートボタン右隣のアイコンより「サーバーマネージャー」を起動し、「ローカルサーバー」をクリック。 | ||||
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2. | プロパティウィンドウ内の「IEセキュリティ強化の構成」の「有効」をクリック。 | ||||
3. | セキュリティ強化の構成が表示されますのでAdministrators、Users共に「オフ」に変更してください。 | ||||
この時点でIEのセキュリティ設定が変更できるようになります。 | |||||
4. | IEのセキュリティ設定「保護モードを有効にする」を外し、再起動することで、セキュリティ制限が緩和され、ファイルのダウンロードができるようになります。 | ||||
1. | スタートボタン右隣のアイコンより「サーバーマネージャー」を起動し、トップツリー中程にある「IE ESC の構成」をクリック。 | ||||
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2. | セキュリティ強化の構成が表示されますのでAdministrators、Users共に「オフ」に変更してください。 | ||||
この時点でIEのセキュリティ設定が変更できるようになります。 | |||||
3. | IEのセキュリティ設定「保護モードを有効にする」を外し、再起動することで、セキュリティ制限が緩和され、ファイルのダウンロードができるようになります。 | ||||
MacintoshからWindowsServerへリモートデスクトップ接続を行なう為には、専用のアプリケーションが必要となります。ここではMicrosoftが提供しているアプリケーション「Microsoft Remote Desktop」を利用して、リモートデスクトップ接続を行なう方法を案内致します。
※弊社外からの提供モジュールとなりますので、お客様ご自身の責任とご判断によりインストール、運用をお願いします。
1. | 「Microsoft Remote Desktop」をダウンロードしてください。 Microsoft Remote Desktop | ||||
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2. | アプリケーションを起動し、接続設定を追加するため「Add PC」をクリックしてください。 | ||||
3. | 「PC name」に設定完了通知やABLEパネルに記載のIPアドレスを入力し、「Add」で設定を保存してください。 | ||||
4. | 保存した設定をダブルクリックします。 | ||||
5. | 「Username」にユーザー名、「Password」にパスワードを入力し「Continue」をクリックします。 | ||||
6. | 証明書に関する警告が表示されますが「Continue」で続行してください。 | ||||
以上で接続設定は完了です。設定に問題がなければ、WindowsServerのデスクトップ画面が表示されます。 |
WindowsServerをPCのリモートデスクトップから接続、操作できるようにする設定を案内致します。
※弊社初期イメージでは予め有効になっているため、通常、お客様がこの作業を行う必要はありません。
※ 画面はWindowsServer2008R2例
1. | ログインしたときに表示されるサーバーマネージャーの「リモートデスクトップを有効にする」をクリックします。 | ||||
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2. | 「システムのプロパティ」では、「リモートデスクトップを実行しているコンピューターからの接続を許可する」を選択し、「OK」をクリックします。」 | ||||
3. | ファイアウォールの例外を有効にするためのダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。 | ||||
4. | 「OK」をクリックし、「システムのプロパティ」を閉じます。 | ||||
以上で、サーバー側の設定は完了です。 PCから「リモートデスクトップ接続」を起動し、IPアドレスやドメイン名でアクセスすればVPS上のWindows Serverを操作することができます。 |